今朝のネットニュースで非常に気になったことがあった。
FNNプライムオンラインに、「めさまし8」でキエフ市長のインタビューが載っている。
このインタビューでキエフ市長のクリチコ氏が、キエフではジェノサイド(集団虐殺)が起きている。毎日、子供たちも100人以上犠牲になっていると話している。
https://www.fnn.jp/articles/-/333868
欧州ではキエフのジェノサイドは報道されていない。ロシア軍はキエフに入れていない(または、キエフに入らず周りを取り囲む作戦なのかもしれない)。3月15日はポーランド、チェコ、スロベニアの3か国の首脳が列車でキエフに入っている。キエフで集団虐殺が毎日行われているような状況であれば、これら3か国の首脳が列車でキエフに行っただろうか。西ヨーロッパにはウクライナからの避難民が毎日入っているが、キエフで日々、100人以上の虐殺が起きていると話す人はいない。もしいたら、すでに西ヨーロッパのメディアが報道しているだろう。
ウクライナもロシアも情報戦、世論戦を行っていると思うが、虐殺は数十年後そしてそれ以降も歴史に残り、新たな国家間、民族間の軋轢を生む可能性がある。このキエフ市長のインタビューでの発言内容について、西ヨーロッパの報道にはその事実がないことを書いておく。